歴史地震学×地震地質学-史料地震学と地形地質学の接点からさぐる古地震学のフロンティア-(Ⅱ)


月刊地球 2025年1月号/Vol.47, No.1, 2025/通巻543 (税別2,400円)

(Ⅰ)現代地震学の俎上にない現象・近現代の観測事例を欠く現象に関する歴史地震学の知見
1.服部健太郎・小松原 琢
特集号「歴史地震学×地震地質学」(Ⅱ)
歴史時代の地震像に関わる新知見
2.水野 嶺
十九世紀前半肥後国下の地震-中小地震記録の集積と分析-
3.杉森玲子
小笠原諸島父島における「1826年1月の津波」の再検討
4.濱野未来
中世の日記に記された地震動
5.小松原 琢
三重県津市を襲った2つの地震津波
-1498年明応地震と1707年宝永地震の津波-
6.村岸 純
1703年元禄関東地震に伴う地形環境の変化に関する歴史地震学的研究
7.服部健太郎
欧米語地震史料集に記される19世紀日本の関東地方の地震記録の出典
<筆者>1.関西大・琵琶湖博物館,2.地震予知総合研究振興会,3.東大,4.立命館大,5.琵琶湖博物館,6.八洲学園大,7.関西大