歴史地震学×地震地質学-史料地震学と地形地質学の接点からさぐる古地震学のフロンティア-(Ⅰ)
月刊地球 2024年12月号/Vol.46, No.1, 2024/通巻542 (税別2,400円)
(Ⅰ)現代地震学の俎上にない現象・近現代の観測事例を欠く現象に関する歴史地震学の知見
1.小松原 琢・服部健太郎
特集号「歴史地震学×地震地質学」(Ⅰ)
現代地震学の俎上にない現象・近現代の観測事例を欠く現象に関する歴史地震学の知見
2.服部健太郎
1498年6月30日の日本の地震,1597年10月6日の中国・韓半島の地震と同日の水面動揺に関する中国の記録
3.青島 晃・土屋光永・中野幸子
アンケート調査に基づく1944年東南海地震で発生した地鳴りの方向
4.榎本祐嗣・小松原 琢
天然ガス噴出・火災被害が発生した地震とその地質環境-1923年関東大震災:それ以前の歴史地震そして2024年能登半島地震-
5.河内一男
天長出羽秋田地震と昭和新潟地震の「大河の水涸れる」
6.河内一男
古代越後の大津波痕跡
7.小松原 琢
沈降卓越逆断層を起震断層とする地震に伴う地殻変動 -ひずみ集中帯における3つの歴史地震-
<筆者>1.琵琶湖博物館・関西大,2.関西大,3.ふじのくに地球環境史ミュージアム,4.信州大・琵琶湖博物館,5.新潟薬科大,6.新潟薬科大,7.琵琶湖博物館